入院生活

【体験談】切迫早産でそのまま産休|職場への挨拶や対応はどうする?

生まれたての赤ちゃん

正社員で働かれている方が切迫早産で自宅療養、もしくは入院になり、そのまま産休になってしまった場合、職場への挨拶をどうすればよいのかと悩まれている方も多いと思います。私自身も、妊娠26週頃に切迫早産で出産まで入院となってしまったため、職場の方に挨拶をしないまま産休に入ってしまい、大変申し訳ない気持ちになりました。そんな時、どのように対応すればいいのか、挨拶の方法や対応について私の体験談も含めご紹介します。ぜひ参考にしていただければと思います。

Ⅰ.切迫早産でそのまま産休になった時にまず行う事

切迫早産で入院や自宅安静になっていて、仕事復帰ができずにそのまま産休になってしまった場合には、職場の方に挨拶や引き継ぎをすることができません。

そこで、そのまま産休になりそうだなとわかった時点で行うことを見ていきましょう。

①上司に連絡

まず直属の上司に連絡をし、「復帰ができず、そのまま産休に入ることになりそうだ」ということを連絡します。

その際に、

  • 診断書の提出
  • 仕事の引継ぎ
  • その他事務手続き(出産手当金や育児休業給付金の手続きなど)

についてどうすればよいのか、上司の指示を仰ぎます。

②診断書の提出を行う

切迫早産で仕事を休む場合は、職場に医師の診断書を提出します。職場で決まった形式の用紙がある場合はその用紙を郵送してもらい、医師に渡しましょう。

特に決まった様式がない場合は、どんな様式でもよいと言うことを伝え、医師に診断書を書いてもらいましょう。

診断書は職場に郵送しましょう。

③仕事の引継ぎを行う

仕事の引継ぎが必要な方は、上司の指示に従い「引継ぎ」を行います。

入院中は自宅安静の場合は、出歩くことができないため、おそらく、引継ぎの方法はメールか電話でのやり取りになるかと思います。

④給付金の手続きを行う

産休、育休中に受け取ることができる給付金(出産手当金、育児休業給付金など)の手続きが必要です。大抵は、職場の担当窓口で手続きについて教えてもらえますが、わからない場合は上司に確認してみましょう。

⑤メールで産休の挨拶を行う

挨拶ができないまま、産休に入ってしまう場合は、職場の方にも迷惑をかけてしまっているため、メールで仕事を長期で休んでいることと、そのまま産休へ入ることへの挨拶を行っておく方がよいでしょう。

仲がよい同僚や、後輩などへは普段やり取りしているメールでの挨拶でもよいかと思います。上司や先輩などへは、社内メールでメールを送れる場合は挨拶メールを送っておくとよいでしょう。

⑥手紙と菓子折りを職場へ送る

メールで挨拶をした上で、菓子折りを送ることをおすすめします。その際に、休んでご迷惑をおかけしていることと、産休への挨拶文を手紙に書き、菓子折りと一緒に送りましょう。そこまでする必要がないと思う方はしなくてもよいかと思います。

私の職場の場合は(看護師)、長期間休んだ際は菓子折りをもって挨拶をするのが普通ですので、菓子折りを送るか送らないかは職場の雰囲気にもよるかと思います。

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Ⅱ.切迫早産でそのまま産休→出産後に行う事

①出産したことを報告

出産した際は職場に出産の報告をしましょう。子供が生まれたら必要な手続き(育児休業給付金)もありますし、会社からお祝い金がでる会社もあります。

②産後おちついたら、職場に直接挨拶にいく

産後落ち着いてからでいいので、職場に直接行って挨拶を行いましょう。
普通は産休前に職場のデスクやロッカーの整理をして産休に入りますが、その整理ができていないまま産休に入っているため、片付けも必要でしょう。産後おちついた頃に挨拶も兼ねて一度職場へ行くことをオススメします。

 

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Ⅲ.【体験談】切迫早産で入院からそのまま産休へ入った時の対応方法

【体験談】

私は妊娠26週から切迫早産で入院をしており妊娠36週までは退院できなかったため、職場の方々に挨拶をすることなく産休・育休に入ることになりました。

私の職場ではこのような場合に挨拶をしないと、下記のような不安点があります。

  • 女性の職場(看護師)であり、挨拶をしないと何を言われるかわからない
  • 育休をとって仕事復帰するため、職場の方と関係が悪くなると復帰後に働きにくくなる
  • 職場の風潮として、休んだ場合は菓子折りを持って挨拶をすることが基本である
  • 切迫早産で長期間入院したため、産休前から迷惑をかけている

以上のことから、挨拶はしっかりしておく必要がありました。

切迫早産で入院した時には、上司と連絡をとっていましたが、36週まで退院できないとわかった時点で、すぐに上司に電話で連絡をしました。
入院期間も迷惑をかけているのに、挨拶をしないままそのまま産休に入るとなると心苦しいですよね。
そのため、入院した時点で心配のメールをしてくれていた方には、そのまま産休に入ることになった報告や迷惑をかけて申し訳ないという気持ちを直接メールしました。
また、連絡先を知らない人もいるため、職場あてに挨拶を手紙に書き、菓子折りと一緒に郵送しました。
菓子折りを郵送と聞くと、「そこまで必要なの?」と少し大げさに感じるかと思いますが、私の職場ではそれが当たり前になっていたので、郵送しておく方がよいだろうという判断でした。

その他、そのまま産休に入る場合は必要な手続きがあるため、職場の人事部とも連絡を取らなければなりません。出産手当金や育児休業給付金などの手続きも職場から書類を送ってもらい、必要事項を記入し再度職場に送り返す必要があります。

出産後2ヵ月頃になると、育児も少し慣れてきて、身体も楽になってきたため、一度職場に顔を出しに行きました。職場のロッカーの中も片付けをせずそのままでしたので、片付けをする必要がありましたし、今まで長期間休んでご迷惑をかけていたので直接会って挨拶をしたいと思い、母に子供を預けて、挨拶に行きました。

出産を機に、退職する方は(上記のように)ここまでする必要ないかと思います。仕事内容によっては、休んでもまわりに迷惑があまりかからないような仕事もあるでしょうし、職場の雰囲気でも挨拶の方法は異なると思います。しかし、丁寧に挨拶をしたいという方の場合はこれくらいの対応をしておく方がよいでしょう。