切迫早産入院体験ブログ|入院して良かった事・悪かった事を徹底比較

切迫早産で入院になると不安ですし、長期間の入院生活はとても辛いものです。入院と聞くとネガティブなイメージがあるかと思いますが、決して悪いことばかりではありません。私は切迫早産で2か月半の間入院しましたが、入院してみて良かったと思えることもありました。ここでは私の体験を元に、入院して良かった事と悪かった事について比較していきます。入院が決まり落ち込んでいる方に、少しでも前向きな気持ちで妊婦生活を楽しく過ごしてもらえたらと思います。

Ⅰ.切迫早産の入院は長期間になることが多い?

切迫早産で入院すると、ほとんどの方はお腹の張りを抑える子宮収縮剤の点滴を持続で行います。一度子宮収縮剤の点滴を開始すると、すぐに点滴を止めることができず、長期間の入院になることが多いでしょう。

私の場合、切迫早産のため妊娠26週で入院となり、入院後すぐからウテメリン(子宮収縮抑制剤)の点滴を開始し、妊娠36週まで点滴を止めることができなかったため約2か月半の間入院することになりました。

切迫早産の入院期間は、入院した週数や母児の状態にもよるため、どれくらいの入院期間になるかは個人差があります。1週間程度の入院の方もいますし、2~3ヵ月間の入院が必要な方もいます。しかし、私の経験上(産婦人科で看護師として勤務する中で)比較的長期間の入院になる方が多いと言えるでしょう。

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Ⅱ.切迫早産で入院して良かったこと【体験談】

切迫早産で長期入院することは大変です。切迫早産の入院は安静度が決められていることが多く、重症の場合はベッドの上から一歩も降りることができません。長期間、ベッドの上だけで生活しなければならないのは大変ですよね。

私も2か月半の入院生活はほとんどベッドの上で寝たきりで過ごしました。ベッド上でずっと過ごさなくてはいけないのは辛いことです。しかし、悪いことばかりではなく、良かったなと思えることもありました。

1.保険給付金が60万円も貰えて、入院費を差し引くと28万円の黒字になった!

私は、切迫早産で2か月半入院したので、加入した医療保険から1日5000円×60日=30万円と、女性特約を付けていたため、プラス1日5000円×60日=30万円がおり、合計60万円の給付金をもらうことができました。

私の場合、2か月半の入院費の総額は32万3776円だったのですが、給付金が60万円もあったので約28万円の黒字になりました。

出産準備では、ベビーカーやチャイルドシート、抱っこ紐など割とお金がかかってしまいますよね。しかし、保険給付金がでたおかげで全て給付金でまかなうことができました。

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2.ゆっくりと赤ちゃんと向き合うことができた!

私の仕事は残業や夜勤勤務もあるため普段から忙しく、仕事がある日はゆっくりとした時間をもつことがなかなかできず、赤ちゃんのことだけをずっと考えておくのは難しい状況でした。しかし、切迫早産の入院中は時間がたっぷりあるので、赤ちゃんのことだけに集中することができます。自分の時間を赤ちゃんのためだけにたっぷりと使える時間があります。

私は、入院中に赤ちゃんの名前を考えたり、出産の準備のために必要なものをインターネットで探したり、育児雑誌などで育児の勉強をしたりして過ごしました。また、胎動を感じる度に、赤ちゃんの元気さを感じたり、話しかけたりと、毎日赤ちゃんと向き合いながら、少しずつ母親になる自覚を持つことができました。もちろん、働きながらでも、母親になる準備はすることができますが、仕事をしているとどうしても仕事と家事に追われる生活をしていたため、入院中にゆったりとした時間を持つことができたのは良かったなと思います。

3.赤ちゃんに必要な準備物の情報を事前にたくさん得ることができた!

切迫早産の入院中はとにかく暇なので、スマホを使って沢山の情報を調べる時間がたっぷりとあります。私の場合は入院前にはまだ赤ちゃんグッズを見に行けていなかったため、入院後に調べる必要がありました。

はじめは「実際に見に行けないと困る、不便だな」と思っていましたが、最近はなんでもインターネットに詳しく載っています。育児ブログを書いている方もたくさんいますし、口コミサイトもたくさんあります。実際に店舗に足を運べない代わりに、私には調べる時間が山ほどありましたので、片っ端から育児ブログや口コミを読みまくりました。また、入院中は同じように長期間入院している方で、上のお子さんがいる方や出産後の方からも、赤ちゃんのお世話について、必要な準備物、あったらいい便利グッズなどについて沢山情報を得ることができました。
おかげで、見にいってもないベビーカーやチャイルドシート、その他の赤ちゃんグッズなどの値段や製品の特長、人気の順番、メリット・デメリットなどについてとても詳しくなりました。

はじめての子供となると、何を揃えたらいいのかなどもよくわかりませんよね?そのため無駄に色々買ってしまいがちです。私の場合は事前に調べる時間がたっぷりとあったため、同じ商品でも安く購入できる所で購入したり、先輩ママが必要ないと言っていたものは購入しない、購入しなくても代用できるものは代用するなど、無駄なく出産&育児準備をすすめることができました。仕事や家事をしながらだと、情報収集のために毎日インターネットばかりしているわけにもいかないので、入院したからこそできたことだと思います。

4.入院を通して家族や友人への有難さを再認識!旦那との絆も深まった!

私が切迫早産で入院した時は、ベッドの上から動くことができない期間が長期間続いため、洗濯をすることさえできませんでしたし、暇な時間の過ごし方にも困りました。しかし、そんな時は家族が忙しい中毎日お見舞いに来てくれて、洗濯ものを持って帰り、洗濯して持ってきてくれましたし、暇な時間の話し相手にもなってくれました。また、友人も私が暇だと言っているのを聞いて、本や、雑誌、漫画など暇つぶしができるようなグッズを沢山持ってお見舞いに来てくれたり、好きな食べ物を持って来てくれたりもしました。旦那も、普段は「頼りない」と思う一面があったのですが、入院してからは赤ちゃんが無事元気に出産までの間お腹の中で過ごせるように、自分も私と一緒に頑張るという気持ちで私を精神的にサポートしてくれました。

普段から家族や友人は大切な存在ですが、入院することで私のために色々してくれるのを見ると、改めて有難さや存在の大きさに気が付くことができましたし、普段は恥ずかしくて言えないような気持ちも、入院を機に感謝の気持ちを直接言うことができました。旦那とも入院することで、さらに絆が深まったようで良かったと思えました。

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5.普段の生活ではできないゆっくりとした時間をもつことができた!

仕事をしていると長期間の休日が欲しいと思いますよね?私も、妊娠中でも残業や夜勤勤務があったため、「週に3日くらい働いて、後はゆっくりしないな。」と思ったことが何度もあります。

しかし、いざ切迫早産で長期間の入院となると、暇で困ることもありましたが、入院がなければ産休に入る前にこんなにもゆっくりと過ごすことはできなかったと思います。

入院したすぐの頃は、「なぜ入院になってしまったのだろう」と辛い思いをする時期もありました。しかし、「ママが毎日忙しくしてたから、きっと赤ちゃんがママに休日をプレゼントしてくれたんだよ。」と言ってくれた友人がいて、そう思うようにしてからは、入院中の暇な時間も赤ちゃんのために楽しもうと気分を切り替えることができました。

せっかく、普段は休めないような時間がたっぷりとできたわけなので、治療に専念すると同時に、仕事のことは忘れて自分の時間を楽しめるよう色々工夫して入院生活を乗り切ることができました。

考え方ひとつで、物事の見え方は大きく変わります。「入院になってしまって辛くて大変な妊婦ライフだった」と思うのか、「入院にはなってしまってけれど赤ちゃんも元気に育っているし、仕事や家事のことも考えずにゆっくり過ごせるし良かった」と思うのかはあなたの考え方次第です。

切迫早産というのは、赤ちゃんが早産になりそうな状態のため、緊急性がある時はこのような考えをすることは難しいでしょうが、病状も落ち着いてきて赤ちゃんも元気に育っていることが確認できれば、入院していても楽しくポジティブな気持ちで妊婦ライフを送っていただきたいと思います。

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Ⅲ.切迫早産で入院して悪かったこと【体験談】

切迫早産で入院すると長期間になるだけでなく、安静度も制限がでてくるため自由に動き回ることができず辛い思いをすると思います。ここでは、私が2か月半の入院生活の中でどんなことが大変で辛かったのかを見ていきましょう。

1.長期間の入院で足の筋力が低下、体力もおちた!

私は2か月半の間ほとんどベッドの上で過ごさなければならなかったため、足の筋力が低下してしまいました。また、筋力だけでなく、体力も落ちていました。そのため、出産後に制限なく歩いてもよくなった時は、はじめはゆっくりでないと歩くことができなかったり、少し歩いただけでも息切れがして休憩しながらでないと長時間歩くことができませんでした。

よく、高齢者は2週間入院すると、筋力が低下して歩けていた方でも歩けなくなると言います。職業柄(看護師)、入院後歩けなくなったおじいちゃんやおばあちゃんはよく見ますが、まさか30歳代の自分がこんなにも筋力低下して困ることになるとは思ってもいなかったためとてもびっくりしました。

※退院後、2週間もすると普通に歩けるようになり、体力も少しずつ回復しました。

2.入院中はとにかく暇!!

切迫早産の入院は安静が第一のため、動き回ることができません。私の場合は、2か月半もの間、ベッドの上からほとんど動くことができませんでした。そのため、一日中ベッドの上で何をしようかと考えなくてはいけません。入院中のスケジュールも、毎日午前中に助産師さんが検温にきて赤ちゃんの状態をチェックしにきます。その後は特に予定がないため、本当に暇なんです。暇すぎて、何をしたらいいのか頭を悩ませてしまいます。

私は暇で何もすることがないのが苦痛だったため、入院生活を少しでも楽しむために暇つぶしに行っていたことを載せていますので、ぜひご覧下さい。

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3.同室者に気をつかう生活!

切迫早産の入院は基本長期になることが多いかと思います。長期間の個室入院となると多額の差額ベッド代がかかってくるため、ほとんどの方は大部屋に入院されるでしょう。

しかし、大部屋に入院した場合は、同室者がいるため気をつかいながらの生活になります。
私も、4人部屋でしたので、入院中は見舞客が来た時の話声や、食べ物の匂い、消灯後にトイレに行く時の物音などとても気を遣いました。同室者も、妊婦さんなので、少しお話をしたり仲良くなったりと楽しいこともありますが、場合によってはその逆もあります。

私の場合は、前のベッドに入院されている方が、時間帯関係なく病室で大きな声で長電話をする方で、少し嫌な思いをしたことがありました。また他にも、夜間に誰かがトイレに行くと、その都度大きな声で「起きてしまうわ。いい加減にしてほしいわ。」など聞こえるように大声で独り言を言う方もいたため、夜間にトイレに行きたくても我慢した方がいいのだろうかと気をつかったこともありました。さすがに、トイレは我慢ができないため、私は看護師さんに言ってお部屋を変えてもらいましたが、世の中色んな方がいますよね?良い方もいれば、非常識な方もいます。どんな方が同室者になるかわからないというのが、大部屋のデメリットになります。

では、気をつかわないように個室にすればいい!!と思うかもしれませんが、個室は差額ベッド代がかかります。差額ベッド代は病院や部屋の大きさによっても違いますが、1泊4,000~10,000円程度でしょう。
もし仮に1泊5,000円のお部屋に2ヵ月入院したとします。その場合の差額ベッド代は、31万円にもなります!!入院費以外に31万円も払う気になりますか?現実的に長期入院する場合は大部屋になるため、まわりに気をつかう入院生活になるでしょう。

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Ⅳ.さいごに

切迫早産で入院となると、長期になることも多いため悪いことばかりを考えがちだと思います。私も、入院した当初は辛くて泣いてしまうこともありましたし、入院生活にストレスも感じてネガティブになることもありました。
しかし、せっかくの妊婦生活をネガティブな気持ちでずっと過ごすのは勿体ないと思います。お母さんの気持ちはきっとお腹の中の赤ちゃんにも伝わってしまいます。そう考えてからは、どうしたら楽しく入院生活を送ることができるのか考え、色々自分でできることを試してみました。今になって思うと、入院期間があったからこそ得たことや得た情報、良かったことがあったと思います。

現在、切迫早産で入院になり、辛い思いをしている方は、少しでも前向きな気持ちで楽しく入院生活を送っていただきたいです。出産し元気な赤ちゃんを見れば、入院中のしんどかったことなんで一瞬で忘れてしまいますよ!たのしい妊婦生活を送りましょう。

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